30代に差し掛かり、子供ができると、話題にのぼりやすくなるのが「家をどうするか」について。思い切って家を購入するか、それとも賃貸暮らしを選ぶかには住む場所やライフスタイル、価値観に影響されるが、なかには他者の価値観を疑問視する人も。
女性向け掲示板「ガールズちゃんねる」のトピックが注目を集めている。
■持ち家を希望しない理由
結婚4年目の投稿者は「将来的にも賃貸暮らしでいい」との考えから、家を購入しないままでいるという。
そこには2つの理由がある。それは、夫の親が退職金で築15年程度の中古マンションを一括購入していること、そして、投稿者の実家も築10年程度の一戸建てで、それぞれ現在の住居から近い場所にあることだ。
そのため、投稿者夫婦まで家を購入してしまうと、親が亡くなった後、近くに2つも物件が残ってしまう……という事情のようだ。
関連記事:更新時期に「来月から家賃上がります」との通知が… 匿名相談に具体的な対策も
■生活苦のように扱われ…
しかし、そんな事情をいちいち説明するワケにもいかないので「いいな~新築! 憧れる~」と合わせていると、それを知らない一戸建て購入済みの友人が、表面的には謙遜しつつも、明らかに「投稿者夫妻が生活苦を理由に賃貸暮らししかできない」という雰囲気を出してきたという。
この出来事を受け、投稿者は他のネットユーザーに「賃貸暮らし=生活に余裕がないからってやっぱり思いますか?」と尋ねたのだった。
■「賃貸は普通」「田舎の人は…」
この投稿に対し、他のネットユーザーから同じように賃貸をバカにされたとの体験談のほか、「都心か地方かによる」などの声が寄せられることに。
「都心部では別に賃貸普通ですけども」
「田舎もんは本気で馬鹿にしてくるよね。賃貸なんだーーーハッって鼻で笑われたことある」
「なんだそれ。事情があって賃貸の人なんてたくさんいるでしょうに。市営団地とかならまだしも、賃貸ってそんな安いか??」
「新築が良いと思っていることを押し付けてきているような。普段からそんな会話をされると気に障りますね」
「羨ましいっていうから悪い。羨ましいって言われたらローンで大変だよーって普通に返すと思うけど」
しかし、一方では「投稿者が羨ましいと言うのがダメだと思う」との声も。たしかに、投稿者の接し方が相手の言動に影響を与えている可能性もありそうだ。
■一軒家派が7割
一軒家を購入するか賃貸マンションに住むかは、それぞれのライフスタイルにも大きな影響を受けるもの。
ちなみに、しらべぇ編集部では以前、全国の20~60代男女1,365名を対象に「マンションと一軒家、自分のライフスタイルに合っている」かを調査。その結果、一軒家派が70.9%だった。
そのなかでマンション派の分布を性年代別に見ていくと、40代女性が4割強でもっとも高い数値に。ローンの支払いに苦しむ人が多い年代だけに、「やっぱり賃貸で良かったな……」という数値が反映されているのかも。
持ち家も賃貸も、どちらもメリットデメリットが存在する。それを理解したうえで、自分にとって最適な選択肢を探していくべきだろう。
・合わせて読みたい→NGT48・早川劇場支配人がツイッター開始も炎上の連続 ファン「納得しようにも不可能」
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代の男女1387名(有効回答数)
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
家買ってしまうと隣人がDQNだった場合に逃げられない
賃貸なら、町内会費とか払わなくていい*。たまに無茶苦茶な町内会とかあるから…
賃貸は金払い続けて物件も土地も手元に残らないというのがデメリットではあるけど、同じ期間住んだら持ち家だって手元にあるのはその分だけ劣化した家だからね。高い維持修繕費用をかけるよりは新築賃貸を渡り歩いた方が暮らしやすいって意見もある。
引っ越しが大変になってきた人が家を持つのが正解だろうな。それまでは都会だけでなく田舎であっても身軽な賃貸で十分
コメント
コメントする