[みみよりライブ 5up-広島ホームテレビ]2019年10月22日放送「5up!NEWS」のコーナーでは、「ウサギの島」として知られる大久野島について紹介していました。

沢山のウサギが生息することで人気の観光地となっている大久野島。しかし今、ウサギを取り巻く環境が変わり、様々な問題が起きているということです。


観光客のエサやりで...

たくさんのウサギが生息する大久野島。国内外から多くの観光客が訪れる、人気の観光地です。

2013年頃から、SNSなどで話題となり、観光客が急増。しかし、観光客が増えたことにより、島を取り巻く環境に様々な問題が起きています。

耳がちぎれてケガをしているウサギなど、ケガをしているウサギが島にはたくさんいます。

その一因となっているのが、個体数の増加によるなわばり争いの激化。島を管理している環境省によると、ウサギはなわばり意識が強く、特にオス同士は相性が悪いと死ぬまで喧嘩したり、気性が荒いところもあるということです。

これまで700匹ほどだったウサギは、1000匹に増加しています。

ここまで急速に繁殖した原因は、観光客によるエサやり。

観光客は、ウサギと触れ合うことを楽しみに島を訪れています。しかし、島内ではエサは売られていないため、観光客は自分で持ってきています。

環境省は、エサやりに関して、自然な状態が望ましいとして推奨はしていないものの、禁止にはしていません。

大久野島ホームページを見てみると、お菓子やパンを食べさせないで、という注意書きはあるものの、エサの種類や量に、明確な規定はありません。

エサやりの明確な規定がない大久野島では、観光客がエサを持ってくるものの、多すぎて食べきれないのが現状。

エサが残されることにより、イノシシカラスといった害獣も増加し、動物の間で病気が蔓延したり、子ウサギが襲われるなど、命の危機もあります。きちんと世話をする人がおらず、島の生態系のバランスは崩れる一方。

環境省も、これまでの方針を変えていく意向を示していますが、解決の糸口はまだ見つかっていません。

ウサギが幸せに暮らせる環境を作ることが課題ですね。

ライターtama35)

ウサギの生態に異変が


本当は自然のままが良いのに、人間が手を下すからこうなってしまうと思います。


(出典 news.nicovideo.jp)

大久野島(おおくのしま、おおくのじま)は、瀬戸内海芸予諸島の一つであり、広島県竹原市に属する無人島。 「ウサギの島」「毒ガスの島」として知られる。 本州にある竹原市忠海から南方沖合い3kmに位置する。西へ1.1kmの位置にあるのが小久野島、その少し南が松島で、ともに無人島。さらに西が阿波島、南西側
35キロバイト (4,395 語) - 2019年10月27日 (日) 11:52



(出典 s3-ap-northeast-1.amazonaws.com)


ウサギが増えると、観光客も増える
かえって悪循環になりそう

<このニュースへのネットの反応>

そもそも生態系は安定するもんじゃないし。人が完全管理しないなら増えすぎて減りすぎるの繰り返し


日本人もうさぎ島のうさぎと一緒だよ、こんな狭い国土に多い時には1億3千万人以上に増えて、人間の生態系破壊されて、人間同士のいじめ応酬して収拾付いていない。ウサギの事言えないな。


人が手を加えた生態系って、大抵崩れていくな


ウサギばかりの島と言うのも異常な生態系だけどな