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    カテゴリ:社会 > 交通


    「ルールじゃない」は迷惑&危険! 公共の駐車場で守ってほしいマナー4つ

    荷室を開けやすいようマスからはみ出して止めるのは危険

     行楽地や高速道路のSA・PA、ショッピングモールや人気のレストランなどに出かけたとき、気になるのは駐車場でのマナー

     ちょっとした気遣いでみんなが使いやすくなるだけでなく、安全面でも大きな違いがあるので、もう一度駐車場でのマナーを見直してほしい。というわけで、この夏に気になった駐車場でのマナーをいくつかピックアップしてみよう。

    1)車種別の駐車スペースをきちんと守る

     高速道路のSA・PAなど、大きな駐車場では、「小型車」「大型車」「障害者用」「二輪車」といった具合に車種ごとに区分して駐車スペースが用意されている。

     にもかかわらず、これを無視して止めるドライバーがいて大迷惑。とくに健常者が障害者用のスペースに止めるのは論外。「自分さえよければ」というのは、路上でも駐車場でも最低の考え方。

    駐車場でのマナー

     限りあるスペースをみんなで有効に使うために、自分のクルマの車種にあった場所に止めて、他の人に迷惑をかけないように心がけよう。

    2)駐車マスにきれいに止める

     国産車でも大柄なボディが増えてきたせいもあるが、どこの駐車場でも、一台分の駐車マスが比較的狭いところが多い。だからこそ駐車マスの中に、斜めにならず、左右均等にきれいに駐車するのが非常に肝要。

     周囲のクルマとのクリアランスを適正に保てないと、乗降性が悪化するだけでなく、ドアをぶつけられるリスクも増えるので、きれいに止められるまで、何度かやり直すことも厭わないようにしたいところ。

    駐車場でのマナー

     リヤゲートを開けやすいように、クルマのアタマが駐車マスからはみ出しているのもいただけない。他のクルマが通りにくくなったり駐車しにくくなるだけでなく、接触事故の原因にもなるからだ。


    ハザードランプの点灯も重要!

    3)駐車の順番を守る・ハザードランプを点ける

     立体駐車場などを利用するとき、なかなか空きスペースがなく、仕方なく脇にクルマを止めて、駐車中のクルマが出ていくのを待つことがある。こうしたときに、あとから来たクルマに空いた場所をサッと横取りされることも……。これも気分のいいものでもないし、いろいろトラブルの原因にもなりかねない。

     やはり空いたスペースたまたま自分に近いところでも、先に待っていた人優先で止まるようにしたいもの。また空きスペースを待っているときや、駐車マスに入れるときは、ハザードランプを点けて、周囲のクルマに駐車する意思を伝えることが安全につながる。

    駐車場でのマナー

    4)ドアミラーを畳む

     駐車スペースが狭いところでは、駐車中、ドアミラーを畳んでおいたほうが無難。クルマを降りて、クルマクルマの間を通り抜けるとき、サイドミラーが出ていると、通りにくいだけでなく、身体や荷物をボディに擦る可能性が増える。ひと手間かけても、狭い駐車場ではドラミラーを畳んでおいたほうが安心だ。

    駐車場でのマナー

    駐車場でのマナー

    「ルールじゃない」は迷惑&危険! 公共の駐車場で守ってほしいマナー4つ


    やはり「公共の場」なのでお互いにルールは守っていきたいです。


    (出典 news.nicovideo.jp)


    (出典 st4.depositphotos.com)


    こんでいるときに横取りされると、何かイライラしてきます。

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    【公共駐車場でトラブルの原因である4つの事。無視すると大事故につながる恐れも。】の続きを読む


     鉄道の場合、運賃は基本的に移動距離に比例。遠くに行けば行くほど切符代は高くなる。

     ただし、JRの「大都市近郊区間」と呼ばれるエリア内では“ある条件”を満たしていれば、どんなに遠回りしても出発駅~最終到着駅の最短ルート分の運賃でOK。

     例えば、東京駅から隣の神田駅までは山手線京浜東北線ならわずか2分で着くが、これを丸1日かかる超遠回りで移動しても切符代はわずか140円(※10月から150円に値上げ)で済むというわけだ。

    ◆大回りは合法的な裏ワザ

     このJRの大都市近郊区間は、東京、大阪、福岡、仙台、新潟の5か所。もっとも広域なエリアを誇る「東京近郊区間」は首都圏1都6県にまたがり、関東をグルっと一周した超遠回りも可能。そこで今回はこの方法で東京駅から隣の神田駅までほぼ1日を使って移動してみることにした。

     これは鉄道ファンの間で「大回り」の名で知られている裏ワザ乗車術のひとつ。「同じ駅・路線を通らない」「最終到着駅は出発駅以外であること」「途中下車しない(改札から出ない)」といった条件さえ守れば大丈夫。要は一筆書きの要領で乗車区間を決めていくイメージだ。

     ちなみに今回のルート乗り換え駅は以下の通り。

     東京駅→(東海道本線)→茅ヶ崎駅→(相模線)→八王子駅→(八高線)→高麗川駅→(八高線)→高崎駅→(両毛線)→小山駅→(水戸線)→友部駅→(常磐線)→我孫子駅→(成田線)→成田駅→(成田線)→佐倉駅→(総武本線)→成東駅→(東金線)→大網駅→(外房線)→大原駅→(外房線)→勝浦駅→(外房線)→安房鴨川→(内房線)→千葉→(総武線)→錦糸町→(総武線)→秋葉原→(山手線

     上記のルートを1日で回るには早朝発の列車に乗る必要があり、東京駅4時50分発の山手線内回りで出発。東海道本線で横浜を過ぎたあたりから夜が明けはじめ、茅ヶ崎駅相模線乗り換え八王子駅に着いたのがまだ7時半前。

     次の列車まで40分ほど時間があったので駅構内の立ち食いそば屋で朝食。やや太め、平麺の武蔵野うどんが名物らしく、これを使った『肉ねぎ汁うどん』(580円)を食べたが、コシがあって大変美味だった。座って食べられるスペースも用意されているのがありがたい。

    ◆駅グルメと車窓の景色で旅気分を満喫!

     八王子と高崎を結ぶ八高線首都圏と思えない雰囲気を漂わせ、駅に停車中もドア横のボタンを押さないと開かない。沿線には緑が多く、山並みが見えるのどかな景色は完全にローカル線のそれだ。

     高崎駅には11時に到着し、昼飯用に名物『だるま弁当』(1080円)を購入。ここからは両毛線栃木県小山駅に向かい、さらにそこから水戸線茨城県友部駅へ。北関東を一気に横断した後は、常磐線我孫子駅に向かったのだが、ちょっと奮発してグリーン車に乗ってしまった。

     実は、常磐線のほか、東海道線宇都宮線高崎線には普通列車や快速列車にグリーン車が連結されており、大回りでも追加でグリーン券を購入すれば利用可能。やっぱり横長ロングシートとは快適度が違う。それに特急列車でも次々と廃止されている車内販売も行われていた。

     1時間余りのグリーン車の快適な旅を楽しみ、我孫子駅に到着したが、ここで再び立ち食いそば屋に寄ることに。我孫子駅ホームにある『弥生軒』ではどんぶりを覆うほど大きな唐揚げが乗った名物『唐揚げそば』(420円)が有名なのだ。

     テレビでもたびたび紹介されて鉄道ファン以外にも知られており、これを食べるためにわざわざ訪れる人もいるほど。しかも、ここは“裸の大将”で知られる画家・山下清が若いころに5年間働いていたお店で、後に我孫子駅の絵を弥生軒のために描いている。

    ルート設定は自由自在

     我孫子からは成田、佐倉、成東と南下し、大網駅から房総半島の外房線に入るが、すでにあたりは真っ暗で車窓からは何も見えず。日中であれば車窓から海を望む素晴らしい景色が堪能できただけに、逆回りルートにして先にこちらから回るべきだったかもしれない。

     なお、外房線の勝浦→安房鴨川は、東京駅発の特急『わかしお』が勝浦駅から普通電車扱いになっており、乗ることができた。あくまで一部の列車のみのようだが、ちょっと得した気分だ。

     安房鴨川からは内房線千葉駅に向かい、そこから総武本線錦糸町へ。ここで総武線各駅列車に乗り換え秋葉原からは山手線外回りで神田駅に到着してようやくゴール

     すでに深夜12時半を回っており、移動時間は19時間50分。総移動距離はなんと725.2㎞だった。

     これは東北新幹線の東京~新青森間にほぼ匹敵する距離で、同区間の運賃は1万150円。東京近郊区間とは運賃体系が異なるとはいえ、1万円以上かかるような距離を140円で移動できるのは魅力的だ。

     子供が鉄道好きならに家族で1日過ごしてもいいし、各地の駅ナカ施設を巡ってみたりと単に車窓の景色を眺める以外にもいろんな楽しみ方がある。

     ただし、大回りは切符、suicaなどの交通系ICカードいずれも長時間駅から出ていない場合は自動改札機の通過ができず、駅員がいる改札を通らなければならない。ICカードだと出発駅からルートの説明を求められる場合があり、乗車した駅が記載されている切符のほうがオススメだ。駅員に言えば、記念に持ち帰ることもできる。

     ルートも自由自在でお金をかけずに旅行気分が味わえる鉄道大回り。この秋の行楽にぜひ試してみては。<取材・文・写真/高島昌俊>

    【JR大都市近郊区間 超遠回りのルール
    ①利用できるのはJRの大都市近郊区間
    ②同じ駅・路線は通れない
    ③乗車できるのは、切符購入日の始発~最終まで
    ④途中駅で降りるのはNG
    ⑤最終到着駅は出発駅と別であること


    【高島昌俊】
    フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。先日、この旅から帰国したばかりだが、早くも別ルートでの世界3周目に行こうか思案中。

    東京駅で購入した隣の神田駅までの140円切符

    これはビックリ!でも電車マニアからしたら、こういったのは広く知れ渡っていると思う。


    (出典 news.nicovideo.jp)


    (出典 www.seiburailway.jp)


    しっかりとダイヤを勉強すると何か得した気分になる。

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    【どうしてこうなる?なんと!(725.2キロ)走っても運賃140円。】の続きを読む


    タクシー(the.epic.man/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

    普段何気なく利用しているタクシーだが、運転手の言動にイラッとしてしまった経験はないだろうか。

    このことについて、女性向け匿名掲示板ガールズちゃんねる』の「タクシーで嫌な思いしたことある人」というトピックが話題になっている。

    ■運転手から「朝帰り?」

    投稿者の女性は昔、出勤するためにタクシーに乗った際、運転手から「朝帰り? 彼氏と朝までいちゃいちゃ?」と言われてしまう。料金を支払うときには「おじさんとも遊んでほしいから番号教えてほしいわ~」と膝に手を置かれたとし、タクシー会社にクレームを入れたようだ。

    また、別の日にはタクシーを手配しようと電話したが全然つながらず、やっと出たと思ったら「いやいや、タクシー今日は台数少なくてないから出なかったんや」と言われたこともあるとか。

    関連記事:女性ひとりでのタクシー乗車は慎重に?衝撃の体験談が話題

    ■遠回りやお釣り問題も…

    「皆さんは何か嫌な思いしたことありますか?」と意見を求めた投稿者に、ユーザーからはさまざまなエピソードが寄せられた。

    「近いと申し訳ないと思うけど、生理痛が酷く歩けない状況でタクシー呼んだら『ここから歩いて10分もしないのに』と言われたことかな」

    「土地勘のない地域でタクシーに乗ったら、タクシーが道に迷い、料金高くなった。なんで道知らないの…」

    「一万円を出して『お釣りない。そこのコンビニで崩してこい』と命令口調。ナンバー控えて、コンビニ行って戻ってきたら居なかった」

    一方で、「態度が悪い人にあたったことない」「子供に飴くれたり優しい人が多い」といった意見も寄せられている。

    ■タクシーに乗るのが好きではない人は…

    しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,732名に「タクシーの利用」について意識調査を実施したところ、半数以上が「タクシーに乗るのはあまり好きではない」と回答。料金が高い、乗っていると気まずいといった人や、投稿者のように不快な思いをした経験から乗るのを控えている人もいるようだ。

    タクシーの乗るのはあまり好きではないグラフ

    不快だと感じる運転手もいれば、心から感謝したくなるほど丁寧な運転手もいる。なるべくなら後者の運転手のタクシーに乗りたいものだが…。

    ・合わせて読みたい→タクシー内で妊婦が破水 運転手に言われた言葉に激怒

    (文/しらべぇ編集部・二宮 新一

    【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2019年3月22日2019年3月27日
    対象:全国10代~60代の男女1,732名(有効回答数)

    出勤しようとタクシーに乗った女性 「運転手のありえない言葉」に絶句

    プロの運転手として、言葉遣いも丁寧に対応してほしいです。


    (出典 news.nicovideo.jp)


    (出典 s3-ap-northeast-1.amazonaws.com)


    運転手さんも無理に乗客に話かけなくても良いと思います。

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    【タクシーに乗った女性が、運転手から「ありえない言葉」をかけられ、タクシー会社にクレーム。さらにタクシーを好きではない人も半数以上!】の続きを読む


    【動画はこちら】

    こちらは愛知県春日井市の国道で撮影された動画。動画にはトラック乗用車を煽る様子が映し出されています。乗用車ドライバーも先に行かせてしまえばいいものの「絶対に譲らない」と決めたような運転をしています。

    動画を撮影したドライバーは「(こういう人には)車の運転をやめてほしい」とコメントしています。

    「路上では譲り合いを」。人生で数百回は聞いたことのある当たり前の言葉。しかし、それを分からないで運転しているドライバーが多すぎるように思います。

    それができないのならば、運転免許は強制返納されて然るべきと思います。。

    【動画はこちら】

    【愛知】「絶対に譲らない!」お互い譲り合わないトラックと乗用車がひどすぎると話題に!そして残念なラストになる

    これは危険すぎる。絶対にやめてほしい。


    (出典 news.nicovideo.jp)

    海外ではまだましな方だと思います。
    日本の運転もグローバル化してきている感じがする。

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    【(動画あり)絶対に譲らないとても頑固な車!「譲り合いの精神を忘れている」】の続きを読む


     東京の地下鉄に乗っていると、乗り換えが可能だとされている駅でも、意外と乗り換えが大変だという経験をお持ちの方が多いのではないだろうか。筆者は、多くの駅を利用している関係上、新宿や渋谷といった大きなターミナルではなくても、乗り換えが面倒な駅があることを知っていて、路線検索でそういった駅が登場するたびに、「はてどうしたものか……」と考えることがよくある。

    【その他の画像】

     今回はそんな駅を中心に、乗換駅とされていても実際には大変な駅があることを紹介したい。

    ●同じ都営地下鉄であっても

     ある日、用事があって、浅草から東武特急に乗ることになった。自宅の最寄り駅である京王線調布から、浅草にはどうやって行くかを考えながら検索すると、都営新宿線の馬喰横山で降り、都営浅草線の東日本橋で乗り換えるというルートが出てきた。

     実際に行ってみると、検索では3分間の歩行時間を指定されていたものの、もっと時間がかかったように思えた。ホームに降りたときから考えると、5分から10分は歩いたのではという記憶がある。

     地図で見ると、馬喰横山と東日本橋はV字型の構造となっており、その間を地下通路が通っている。馬喰横山は地下の深い位置にあり、東日本橋は浅い位置にあるため、3層移動しなければならない。このことが、「時間がかかる」「遠い」という印象を与えるには十分だった。

     もちろん、都営浅草線が最古の都営地下鉄であり、それに比べて都営新宿線は比較的新しいということもある。しかし、この深さには驚かされるものがあった。

     改札から出てまた改札に入るのと、電車から降りてまた電車に乗るのとでは、時間の感じ方が異なるかもしれないが、それでも長大な地下通路には、「えっ?」という驚きを感じるしかなかったことは事実である。

     なお、都営浅草線に乗って浅草で降りたあと、東武特急に乗るまでもまた、結構な距離を歩いたこともつけ加えておく。

    ●とにかく歩く飯田橋

     飯田橋で以前、東西線から有楽町線に乗り換えたことがある。その際には、東西線のホームから有楽町線のホームに向かうまで、ぐるぐると歩かされたように感じた。

     地図を見ると、両駅は直角ではない。二等辺三角形の二辺を歩いて移動しなければならないような歩き方をした。しかもその間、神田川を渡って(あるいはくぐって)いる。

     有楽町線や南北線のホームがあるので、川をはさまなくてはならないものの、川と並行して地下にホームをつくらなければならず、先にできた東西線との関係上、地下3層目にホームがある。歩き、階段を上り、エスカレーターを降り、また歩きという状況だったため、有楽町線ホームにたどりついたときには、「こんなに歩いたの?」と考えてしまった。標準乗り換え時間は5分となっているが、10分ほど歩いた記憶がある。

     飯田橋には、ほかにも都営大江戸線があり、地下第6層目にある大江戸線ホームに行くには、えんえんと東西線から有楽町線まで乗り換えるために歩いたのと同じルートを歩いたあと、第4層目までエスカレーターで降り、そこで改札を通って地下深くエスカレーターを降り、トンネルの中のようなところを歩かなくてはならない。「この駅は歩くなあ」と感じることが多いのが、飯田橋駅である。

    ●歩け歩け、赤坂見附と永田町

     駅の構内図を見て思わず尻込みをしてしまうのが赤坂見附と永田町の乗り換えである。もしこの2駅をまたいで乗り換えする場合、赤坂見附から半蔵門線の永田町までは歩く気になるものの、そこから先はちょっと、という気分になる。500メートルを超えて歩かなければならない表示を見たとき、「ううむ」とうなった。標準乗り換え時間は10分となっている。

     永田町だけでも、筆者は半蔵門線の永田町から有楽町線の同駅ホームを歩き、国会図書館近くの出口を利用したことがあるが、「こんなに歩くのか!」と駅に表示されている歩行距離を見て驚かされ、そして歩いて疲れた。しかも、いったん上のフロアに行き、さらにもぐって地下深くのホームを歩き、また地上に出る、という感じとなっている。ホームからホームまでは4分となっているが、地上に出るまではもっと時間がかかった。

     地図を見ると、赤坂見附のホームの端と半蔵門線のホームの端が接続しており、もう一つのホームの端と有楽町線・南北線のホームの端が接続するようになっている。そのため、この駅で乗り換えるには「歩け歩け」ということになるのである。

    ●御茶ノ水の複雑怪奇

     JRに御茶ノ水という駅がある。この駅は、東京メトロ丸ノ内線の御茶ノ水に乗り換えることができる。しかし乗り換えるためには、御茶ノ水橋口から橋を渡りあらためて駅に行かなくてはならない。JR御茶ノ水駅の大規模改良工事で乗換通路ができるという話があるものの、雨に濡れないというメリットがあるだけで、歩くことには変わりがない。

     一方、東京メトロには新御茶ノ水駅がある。この駅は、JR御茶ノ水駅の聖橋口の目の前にある。しかし乗り換えの対象となっていない。

     この新御茶ノ水駅は、都営新宿線小川町・東京メトロ丸ノ内線淡路町と乗り換え可能になっている。現実には、それぞれが隣接する小川町から新御茶ノ水、あるいは淡路町から小川町という乗り換えは可能でも、歩行時間がかかる新御茶ノ水から淡路町という乗り換えには距離があるので、乗り換えるのは面倒な状況だ。

     そのためか、JR御茶ノ水から淡路町、というのには無理があるのだろう。なにせ、駅の規模からすると、一駅間は優にある。

    ●メトロ丸ノ内線・都営大江戸線のうまくいかない関係

     東京メトロ丸ノ内線と、都営大江戸線は、新宿・本郷三丁目・後楽園(都営大江戸線では春日)で乗り換えられる。しかしこの乗り換えは、大変しんどいものがある。本郷三丁目では、都営大江戸線の駅は地下深く、いったん地上を経て東京メトロ丸ノ内線に乗り換えなければならない。地上・地下含めるとホームからホームまで10分はかかるだろう。

     隣の春日・後楽園で乗り換えようと思う人も多いだろう。大江戸線春日は地下4層、後楽園は地上2層と、こちらもアップダウンが激しい。しかも、改札を抜けないで行こうとすると地下5層の南北線コンコースを抜ける必要があり、複雑である。こちらも、最低で10分はかかると考えられる。

     思わずこの乗り換えは避けたいと思うくらい、面倒なことが多い。

     なお新宿の場合は、東京メトロ丸ノ内線の駅は「新宿西口」に近く、大江戸線の新宿とは遠い。大江戸線新宿までの地下通路はあるものの、かなり歩く。もっともターミナル駅だから仕方がない、と思うことがある。

    ●なぜ複雑な地下鉄の乗り換えは生まれるのか

     地下鉄はたいてい、道路の下を路線が走っている。早くできた地下鉄は浅い位置につくられるが、遅くできた地下鉄は深い位置につくられる。

     また、地下鉄は立体交差であり、平面交差をさせるわけには行かない。駅スペースにも余裕があってつくられるわけではない。しかも東京は高低差が激しく、その地形に合わせて地下鉄をつくる必要が出てくる。

     そうなると、地形に合わせて駅をつくり、かつ複数の層を使って同じ層にぶつからないようにするためには、どうしても複雑な駅構造にするしかないのである。

     もちろん、東京の地下鉄事業者は、そんな不便を解消するため、エレベーターやエスカレーター、動く歩道などを必要に応じて設置している。

     乗り換えが大変だ、と思った方は地図や駅構内図を見てほしい。大変だと実感すると同時に、工夫も多いのだなあと感じるはずである。

    (小林拓矢)

    東京の地下鉄、複雑


    東京は地理的にも狭いし仕方ないのだろう。


    (出典 news.nicovideo.jp)


    (出典 blogimg.goo.ne.jp)


    確かに乗り換えはめんどくさいですね。

    <このニュースへのネットの反応>

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